ひとり部活動記録

文章書いたり、筋トレしたり、自転車漕いだり、山登ったり、基本はひとり。

ターニングポイントに、少しメモ。

思えば「一度腹を決めて、ライターをやってみよう」と決心してから、あと3ヶ月で2年になる。たかが2年かと言われるかもしれない。でも僕は1年とちょっとしかまともに社会で働いていないので、すでにライターとして活動し始めてからの期間の方が長いのだ。なんだか不思議な心持ちである。

もしランサーズというサービスに出会っていなかったら、あるいはそのサービスを通じて一緒に仕事をした人たちに出会えなかったら、今の僕はどこにもいないだろう。フリーランスとしての生き方を「とりあえずやってみるか」で始められる今の状況にした同社の僕の人生への貢献度は、計り知れない。

だからやっぱり僕は「掬(すく)ってもらった」と思ってしまう。「誰も誰かを救えない。その人を救えるのは本人だけだ」という言葉を大切にしているが、にもかかわらず自分に関してはあらゆる人にすくってもらってきたとしか言いようがない。

もちろん身近な「家族」「親友」や「友達」と呼べる人たちの存在は大きい。しかし今となってはそれと同じくらい「僕の仕事を見てきてくれた人たち」への感謝の気持ちがある。

誰も誰かを救えないのだとしたら、僕はそうした人たちを救いたいと思っても救えないのかもしれない。でもその代わり、僕の仕事が誰かをたまたま救うことになったり、背中を後押しできるように、これからも文章を書いていきたい。きっと僕には「書くこと」しかできないからだ。