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ひとり部活動記録

文章書いたり、筋トレしたり、自転車漕いだり、山登ったり、基本はひとり。

【ネタバレあり】5/18 あった会 90分MT概要(下書き)

前回のポストで書いた団塊世代経営者向けの90分講演のネタを、盛大にバラそうと思う。本番ではもっと言葉遣いを丸くするのと、具体例をちょいちょい入れてわかりやすくしようと思う。あんまり内容を練るとちゃぶ台をふっ繰り返された時に鬱で寝込むに決まっているので、これ以上は暇すぎて死にそうになって、かつ気が向いたらやるみたいにしたい。

 

 

タイトル:「なぜ」という言葉の力

サブタイトル:「知らない」から始める文章論

 

自己紹介(5分)

 

氏名、職業

 

何を書いているか?

中高生向けのエンタメ記事、中小企業経営者・経理担当者向けの税務・税法記事、初心者向けのITセキュリティ関連記事、20〜30代向けのビジネス啓発記事、筋トレ啓発記事

 

どれだけ書いているか?

年間120万字、ビジネス啓発記事に関しては年間で150冊以上のビジネス書を読み、1記事3,000字を150本以上書いている。

 

どこと取引をしているか?

博報堂DYパートナーズ→博報堂のデジタルマーケティング部門。

・サムライト→自社メディアの外注請負会社。自社メディアの取り扱い数では日本一。

 

・「伝えること」だけを年がら年中考えている私が、今日は「文章と伝えること」をテーマにお話ししたいと思いまする。ただし今日は技術的なことはほとんど話しません。みなさんの文章レベルはまちまちでしょうし、そのニーズに応えようとしてもそれを知る術も時間もないからです。

理解していただきたいのは、「伝えること」においては「伝えたい気持ち」「伝えたい内容」が9割で、技術的なことは1割に過ぎないということです。

これを踏まえた上で、では「伝えたい気持ち」「伝えたい内容」を伝えるにはどうすればいいのかという話をします。

 

なぜ群衆は「偽ニュース」を見破れなかったのか?(20〜30分)

 

「偽ニュース」と「トランプ政権」

・影響力が科学的に証明されたわけではないが、世論が偽ニュースを拡散し、本物の情報を隠してしまった側面は確かにある(悪貨は良貨を駆逐する) ・2016年12月18日には米ハフィントンポストに「『トランプ支持者向けの偽ニュースで700万円稼いだ』マケドニアの若者が証言」という記事が公開される。偽ニュースはビジネスにすらなる。

・トランプだろうとクリントンだろうと、政治家や権威を片っ端からぶった切る風刺ニュースサイト「サウスエンド・ニュース・ネットワーク」は、謝罪文に「我々は全面的かつ率直に非を認め謝罪する。どうやらネットの利用者は自分たちが読むコンテンツを批判的に分析する能力がないということらしい。我々はこの事実を厳粛に受け止める」というコメントを載せている。

・そう、ネットの利用者には情報を判別する能力が欠けていた。それはなぜか?

 

「浅薄な答え」と「深遠なる問い」

・それは「なぜ」と問いかける力がなかったからだ。GoogleYahoo!の登場でインターネット時代の人間は「答え」を簡単に手に入れられるようになった。答えの価値は希薄化し、どんどん答えは浅薄になっている。

・一方で忘れられた技術がある。それは「問い」である。AIや検索エンジンは答えを導き出すが、深遠なる問いを導くことは今のところできない。私たちの脳は合理的である。したがって問いかけなくなると、あっという間に問いかけるための思考方法まで忘れてしまう。答えの横溢は問いを洗い流してしまう。

 

「問いかけること」と「伝えること」

・ここからが本題だ。実は「なぜ」と問いかけることと、言葉や文章で伝えることには深い関係がある。

・私は文章を書くときは、必ず「なぜ」と問い続ける。例えばこんな文章があったとしよう。

・「結婚すると節税になる」→これをなぜで分解し、文章にしていく。

・論理的な文章であればなぜは必ず地続きになっている。一方で詩の解釈が難しいのは「なぜ」が地続きになっていないからだ。だから解釈の違いが生まれる。

・「雨の慕情」の解釈

<ここに歌詞を貼る。>

→なぜ「雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれてこい」なのか?

インドネシアのフローレス島の老人は、雨の慕情の「これは女の人の恋人に対する気持ちを歌った歌なんです。その女の人には恋人がいるんですが、ふたりの仲はあんまりうまくいってないらしいんです。恋人があまりその女の人をたずねてくれないんです。それで、雨よもっと降れ、恋人を連れて来てくれと歌っているのです。」という説明に対してこう答えた。

「よくわかるよ。人間はどこでもおんなじだね。雨が降れば、米のできはよくなる。米がよくできれば、女側の親族はその恋人の親族を迎えられるものなあ。恋人の親族だって米があれば、女側の親族に贈るための象牙や金製品や家畜を集めるための宴会が開けるもの。手始めの贈りものがすめば、まだ同居できなくたって、やがて恋人が足しげく来てくれることになる。」と返答した。(波平恵美子編『文化人類学〔カレッジ版〕』)

 

八代亜紀の「雨の慕情」の歌詞の意味が未だに解りません。どうして雨が降ると彼氏が来るのですか?(Yahoo!知恵袋

・正確に伝えたいことほど、緻密に「なぜ」を連ねていく必要がある。それが必然的に論理的な飛躍のないわかりやすい文章になる。

 

なぜ私たちの言葉は伝わらないのか?(20〜30分)

 

「知っている」と思うことの弊害

・「なぜ」の連鎖を途切れさせるのが「知っている」という意識である。僕はこれまで税務・財務・IT・ビジネス・経営・転職・不動産・遺産相続……意味不明なほど多岐にわたるジャンルで文章を書いてきた。初めてのジャンルでは基本的に知らないことだらけ。これを自分が説明されて理解できるレベルにまで噛み砕き、これをさらにレベルを下げて文章にする。でなければ「本を読むのは面倒だけど、ウェブで無料で読めるなら読んでみよう」レベルの読者に伝わるはずがないからだ。

・このとき弊害になるのは、実は「知らない」よりも「知っている」だったりする。知らないことは書かなければいいし、書けるようになるまで調べようとする。しかし知っていることは無意識のうちに書いてしまうし、「知っている」が前提になっているので噛み砕くのを忘れがちだ。すると自然に文章は不親切になり、伝わりにくいものになってしまう。

*ここもうちょい作り込みたい…。

 

言葉は「伝わらない」が大前提

・言葉は伝えるために存在するが、同時にそもそも言葉は伝わるものではない。その言葉が抽象的になるほど、伝わらない度合いは増していく。例えば「ご飯は楽しい」の時のご飯は、大好きな人と食べるご飯、丁寧に調理されたご飯、満たされた気分で食べるご飯などの意味を持っている。

・ビジネスに当てはめたいなら「資料を整理しておけよ」という指示が何を意味するのかという問題でも良い。「資料の整理」は単に棚の書類の並びを綺麗にすることなのか、明日の会議のためにデータ分析をすることなのか、あるいはそれをパワーポイントに落とし込むことなのか。

・このような可能性のある指示を「資料を整理しておけよ」という言葉で伝わると思っている方がおかしい。伝えることに関してサボりすぎている。別にサボっても構わないが、それが上手く伝わらなかったと言って部下を叱責するのは大間違いだ。手を抜いたのは部下ではなく、自分である。

・本当に伝えたいのなら、「自分は途方もない阿呆である」という自覚と「相手も途方ない阿呆かもしれない」という認識をしたうえで、緻密に伝え方を構築しなければならない。「言葉は伝わらない」これを前提としたうえで、それでも伝えたいと思う、伝えようとする。それが「伝える」「伝わる」の本質である。

 

「伝わる文章」とはどんな文章か?

・ここまでの話を前提として「伝わる言葉とは」「伝わる文章とは」について考えてみたい。私はこの問いの答えを「相手を大切にすること」だと考えている。

・「相手を大切にする」とはすなわち「相手が大切にしているものを大切にする」ことである。要は相手との真摯な対話の中でこそ、コミュニケーションは成立するという話だ。

・理想的なコミュニケーションのあり方でない限り、どこかに甘えやサボりがある。その甘えやサボりのぶんだけ、コミュニケーションはズレていく。これを自覚するだけでも文章や言葉は伝わりやすくなるし、大切にしたい人との関係も強固になる。結果言葉はもっと伝わりやすくなる。

 

質疑応答

・ここまでの内容を踏まえた上で「そんな話どうでもええねん。こういう文章を書くにはどうしたらええねん」等質問ございましたらぜひお聞かせください。