ひとり部活動記録

文章書いたり、筋トレしたり、自転車漕いだり、山登ったり、基本はひとり。

自分の<好き>を知っておくのが「ご機嫌のための作法」

以前『ごきげん力8つの育て方 運も縁も思うがまま』という本を参考に、「いつもご機嫌でいるために知っておくべきこと」という記事を書いた。

著者の裏地桂子さんが言うには、私たちがご機嫌でいるための最も基本のエクササイズが「好きのあぶり出し」なのだそうだ。これは100個以上の「好き」をとにかく書き出すだけのエクササイズなのだけれど、驚くほど今の自分の趣味・趣向を抽象化できる。この記事を書いたときに自分でもやってみたが、「今の自分がご機嫌でいるためには、こういうものの近くにいればいいんだ」ということがはっきり把握することができた。かなり実践的な「ご機嫌のための作法」なのである。

ということで先日7ヶ月ぶりに改めて好きのあぶり出しをしてみた。以下は前回の分のダイジェストと、今回の分のダイジェストだ。

<前回分>
萌えアニメデッドリフト、スクワット、ベントオーバーロウ、フレックカモ(ドイツ軍の迷彩)の服、ニューエラキャップ、コットンリネンニット、グラミッチNNパンツ、ニューバラスニーカー、ノースフェイスのウィンドブレーカー、白靴下、山道を踏みしめるときの感じ、山頂で食べる唐揚げ、山頂で飲む酒、山でのようかん、どん兵衛、ざるそば、ざるうどん、がんも、豆腐、厚揚げ、豚の生姜焼き、山芋、マグロ、おもち、おかんの卵焼き、オカンのオムライス、揚げ出し豆腐、揚げ出し茄子、つけめん、歯磨き、筋トレ後のプロテイン、面白い記事を書いている時、ヤクモ(うちの猫さま)の全て、買い物自体、人間観察、少女漫画、テント泊、唐揚げにマヨネーズ、チーズバーガー、マックフライポテト、酔うこと、地元の散歩、部屋の整理、ネットで遠くの町の賃貸を見ること、彼女と飲むお酒、ヤクモの頭にごっちんすること、ヤクモのお腹をバフバフすること、ヤクモの困った顔、ヤクモとごろんごろんすること、幼馴染と行く山、大学時代の後輩との飲み、チャンピオンのスウェット、クマ、レンコンのきんぴら、アスパラ、じゃがいも、ピザ、文章を書くこと、マニアックな話を聞くこと、七味、柚子胡椒、わさび

<今回分>
彼女との時間、幼馴染との時間、おかんの飯、大学時代の後輩との電話、登山、テント泊、紅葉、雨上がりの山の匂い、朝日、太陽、星、夕日、ハイランド2000のコットンリネンニットキャップ、フレックスフィットのキャップ、ミリタリー服、リュック、フライターグ、ティージーのロンT、レッドキャップのパックT、グラミッチNNパンツ、自転車に乗る時間、自転車を触っている時間、自転車で風をきる時間、北白川たまこ(アニメのヒロイン)、『たまこまーけっと』、『ゆるゆり』、平和なアニメ・漫画、知らない街でのジョギング、登山靴のメンテナンス、ビジョンのある人との仕事、部屋の掃除、厚揚げ、豆腐、うどん、玄米、豆腐ハンバーグ、味噌汁、こんにゃく、そば、野菜天ぷら、ヤクモとの時間、本気で仕事をしている時間、独り言を書いている時間、新しいパンツをはく時、買い物、『ガールズ・アンド・パンツァー』をイヤホンをつけて観る、がんも、奈良のサイクリング、奈良への移住を妄想する時間、ようかん、山グッズをネットで探す、自転車グッズをネットで探す、『からかい上手の高木さん』、腕の筋トレ、肩の筋トレ、脚の筋トレ

前回のあぶり出しでわかった僕の「好き」のキーワードは、質実剛健・シンプル・のんびり・ほのぼの・ぼんやり・ぴりりと辛い・ちょっと体に悪い>だった。今回書き出された「好き」も概ねこれと変わりないが、「ぴりりと辛い」「ちょっと体に悪い」あたりがなくなり、筋トレや服の趣味以外は全体的に<ぼ〜っとする>がキーワードになっている。

食べ物だけにスポットを当てると油ものとお酒がなくなり、ヘルシーで薄味の食べ物ばかりが挙がった。油ものが姿を消したのは、おそらく酒を飲まなくなったせいだろう。ちなみに今月は現段階でビールを1.5リットル、ハイボール1杯と、日本酒1合しか飲んでいない。「酔うのが好き」と言っていた7ヶ月前からすると考えられない状況だ。

今回のあぶり出しで、食べるものにせよ、遊びにせよ、健康的で自然に近いものへ趣味趣向が偏ってきていることがわかった。「しんどいな、つらいな」と思った時は酒や食べるものに逃げるのではなく、ただぼーっとしたり、登山やサイクリングに出かけるようにしたい。それができなくても、しっかり時間をとって筋トレをする時間を設けるようにしたい。

「好きのあぶり出し」はこんなふうに自分がご機嫌でいるための方針を明確にできるので、結構オススメです。ぜひみなさんもやってみてください。