ひとり部活動記録

文章書いたり、筋トレしたり、自転車漕いだり、山登ったり、基本はひとり。

新しいステージへ、行こうか……やめとこうか……(弱気)

僕は基本的に引っ込み思案である。うつ病はそれにさらに拍車をかけた。一度引きこもってしまうとコミュ力が面白いくらいになくなって、話せる・話せないとかではなく「話すのめんどい」「話したくない」になってしまう。結果、こんな「ひとり部」というブログを立ち上げ、何でもかんでもひとりで遊んでしまうのである。

 

趣味や仕事で感じる「頭打ち感」

しかし仕事にしろ、趣味にしろ、そろそろ限界というか頭打ち感が否めない。例えば筋トレはほとんど自分の中ではカラダが完成してしまって、新しい理論とかメソッドを取り入れようという気概がなくなってきている。相変わらずトレーニングは楽しいが、質をこれ以上高めようという意欲があまりないので、結果量を増やす方向に行ってしまう。

1.5時間筋トレした後、HIITという高強度有酸素運動をやって、そのあとヘロヘロになりながら走りに出るか、1時間エアロバイクを漕ぐか……とかやっていたせいで、古傷の膝が痛むようになり、今は手首も痛くなってきた。オーバーワークの典型だ。なんとかしないといけない。

山や自転車も同様だ。いまの遊び方に十分満足してしまっているので、新しい山域に行こうとかルートを開拓しようとか、そういう意欲が薄れている。それよりも慣れ親しんだ山域をテコテコ歩いたり、以前走った河川敷に行きたいなとか、保守的な方向に気持ちが傾く。

仕事の停滞加減は……書くと気分が重くなるのでやめておく。

 

「多分大丈夫」なのはわかってるんだけど

僕の趣味は本来コミュニティに参加すれば、交友範囲が広がったり、深まったりするタイプの趣味が多い。真剣に筋トレしている人は少ないから、そういう人たちは新参者や初心者にめちゃくちゃ親切だ(時に親切すぎるほどに)。山を登る人たちは僕の好きな山の場合おじいちゃんやおじさんが多いので、たいていはベテランだし、優しい。自転車についても僕のランドナーという車種に乗っているのはおじさんとかおじいちゃんが多いので、この人たちも詳しくて優しい。筋トレをする人にせよ、若くして僕みたいな山や自転車の遊び方をしている人は少ないので、たいていみんな優しいのである。

 

だからコミュニティに参加すればいいのだ。きっと仲良くしてくれるし、学ぶところもたくさんあるだろう。もしかするとそこから仕事につながることだってあるかもしれない。ジムのオーナーから「うちのメディアの記事書いてみる?」とか、なんなら「メディア立ち上げたいんだけど」みたいな話をくれてもいい。

 

でもやらない。ついつい自分の世界の心地よさに戻ってきてしまう。自分勝手に行動することに慣れすぎているのだろう。それはそれで僕には良いことだと思うのだけど、明らかにそれが原因でいろんなことがマンネリ化している。適度な刺激が欲しい。

 この俺が、ディズニーランドに行く、だと…?

なぜこんなことを書いているのかというと、先日恋人と秋の旅行の計画を立てていた時に、僕が提案したプランが見事に「いつも僕がやってることを一緒にやろうよ」だったのである。いわく滋賀のサイクリング、京都のトレイルコースで紅葉狩り立山連峰散策。見事にほんわかのんびりプランばかり。

これではダメだと「何かある?」と聞いたら、「ディズニーランドがこの期間、比較的空いてるらしいんだけど」との回答だった。僕は渋った。

 

何を隠そう、僕はテーマパークにいい思い出が全くない。20年以上前に祖父に伴われて家族で行ったとき、昔から刺激の強いことが苦手だった僕は祖父に半ば強制的にスペースマウンテンに乗せられ(しかもひとりで)、見事にテーマパーク嫌いになった。小中高と修学旅行は見事にテーマパークで、大学の卒業旅行っぽいものも富士急ハイランドだったが、修学旅行に全て「ベンチで過ごす」を貫き通し、富士急ハイランドでは富士山美術館で1日を終えた。

そんな僕が、あのトラウマの発端であるディズニーランドへ?狂気の沙汰ではないか。あんなテーマパークの権化みたいな場所、怖い。

 

しかし実は僕はこのあいだの4月だったかに、生まれて初めてユニバーサルスタジオに行っている。これも恋人に伴われてだった。するとどうだろう、想像を絶するほど楽しかったのである。僕はこれを全て恋人のおかげだと思っていて、彼女が僕の苦手な絶叫系にほとんど行かずに、建物やキャラクターの造形を楽しめるところにばかり連れて行ってくれたのである。ユニバーサルスタジオの前CEOの本を2冊ばかり読んでいたのもあり、素晴らしい1日になった。

このことがあったので、ディズニーランドも「もしかすると」と思った。そして僕が提案した秋の京都散策のネット記事を見て、それが「いつもの自分の殻」を具現化したもののように見えてぞっとした。「これはチャンスなのだ」そう感じた。

 

「たかだかディズニーランドじゃないか」「ディズニー行くの!いいなあ!」という人も多いだろう。しかし僕にとって、ディズニーランドに行くというのは、凄まじい挑戦である。しかも恋人の体力とディズニー欲を考慮して、二泊三日のうち二日間を使ってディズニーランドだけを回るというプランになっている。自律神経は昂ぶり続け、1週間は元に戻らないだろう。それでもきっと彼女となら、なんとか楽しみ抜けるはず。そういう希望があるから、挑戦するのである。

 ディズニーがきっかけで 

当然、このディズニー旅行が仕事に繋がることはないだろう。だいいち僕がディズニー紹介なんかしたら、わけのわからん記事になるに違いない。しかし僕にはある期待がある。それは「ディズニーに行けたんだから、他のビビってることも挑戦できる!」という自信を得られるのではないかという期待だ。目下のところ「実現したいなあ、やめとこうかなあ」と思っているのは以下の2つ。

 

・会員制ジムに通ってみる、あるいは地元にあるパーソナルジムに行ってみる。

モンベルが主催している登山会に行ってみる。

 

さて、どうなるやら。