ひとり部活動記録

文章書いたり、筋トレしたり、自転車漕いだり、山登ったり、基本はひとり。

怪我が原因で筋トレ1ヶ月休んだ結果……。

 前回のエントリーで、僕が夏のオーバーワークのせいであちこちを痛めた挙句、突発性難聴になって困っているという話をした。別に何か大会とかの目標があってやっているトレーニングではないので、8月半ばからジョギングを、9月頭からは手首を使う筋トレを、先週からは筋トレそのものを休止としていた。

 

正直ジョギングにしろ、筋トレにしろ、初めは休止なんてしたくなかった。多くのトレーニー(筋トレをする人)が「筋肉はそう簡単には落ちない」といったって、3年以上欠かさずにやってきた習慣を止めるのには勇気がいる。

「やっぱり筋肉は落ちるんじゃないか」

「そうでなくても脂肪がついてだらしない体になるんじゃないか」

そんな不安が頭をよぎる。誰に見せる体でもないのだけど、やっぱりせっかく作り上げたものを失うのは嫌なものだ。

 

だが結論から言えば、1ヶ月のトレーニング休止によって、僕の体に目に見えるような劣化はほとんどなかったのだ。

むしろ筋肉にハリが出て、休養前よりもひと回り大きくなったようにすら思える。体重も体脂肪率もほとんど変化はなく、僕の部屋にある体組成計で体重63kg弱、体脂肪率9%弱をずっとうろうろし続けていた。これでも途中で摂取カロリーを増やして2,200kcalに設定し、ちょっと無理して食事をしているくらいなのに、体重も体脂肪率も維持できている。

いやはや3年間の蓄積というのは、なかなかどうして堅固なものである。

 

この経験から得られる教訓は「筋トレで怪我したらすぐに休め」である。

だましだましやればやるほど怪我は悪化し、筋トレの質も低下し、結果にもつながらない。怪我の痛みは日常生活にも悪影響を及ぼすし、精神衛生上もよくない。努力して作り上げた筋肉はそう簡単には落ちないのだから、食事にだけは気をつけつつ、さっさと休養に入ってストレッチなりなんなり、別の方向に関心を向けた方が良い。

本当に貴重な学びを得たと思う。

 

 

一昨日くらいから突発性難聴も鳴りを潜め、今ではほとんど耳の違和感もない。今週木曜日までは点滴の治療があるけれど、そのあとはまた少しずつトレーニングができるだろう。もうすでに今回の経験を生かした筋トレメニューは立ててある。今から試すのが楽しみだ。